後場の日本市場は戻りを試す展開となりました。軟調ながらも底堅かった前場の地合いを好感し、日経平均は前引けを上回って寄り付いたあとも下げ幅を縮小、戻り売りや利益確定売りなどをこなしながら戻り歩調となりました。日経平均が上昇に転じると一気に7,800円を超える水準まで値を戻しましたが、さすがにその水準からはいったん伸び悩む動きとなりました。しかしながら昨日の終値を下回る場面ではしっかりと押し目買いなどが入って切り返し、引けにかけては買戻しを急ぐ動きから一段高となりました。
主力株は総じて堅調となりました。業績悪化の目立った保険株は本日も軟調、比較的底堅い値動きの続いた電鉄株、小売株などに軟調となる銘柄が見られましたが、一方で米シティグループの再編期待から銀行株が買い戻され堅調、このところの下落が顕著だった不動産株も大きく反発したほか、鉄鋼株や商社株といった外需関連の多くに売られすぎの修正が入り、指数を押し上げました。
小型株も買い戻しを急ぐ動きとなり、日経ジャスダック平均は軟調となったものの、東証2部株指数は堅調、東証マザーズ指数は大幅高となりました。
軟調ななかに底堅さも見られた前場の地合いを好感する動きや米シティバンクの再編期待などから、後場の日本市場は前場の軟調な地合いから一転、大幅反発となりました。さすがに売られ過ぎとの印象も強く値ごろ感からの買戻しも入りやすかった地合いに加え、米国市場の反発期待などもあり、一気に戻りを試す展開となりました。ただ、経済指標の悪化に見られるように米国景気の先行き不透明感は強く、米大手自動車に対する救済策決定の先送りなどもあり、これで底を打ったとはまだ言いきれません。米国経済に底入れ感がみえるまでは、上値の重い展開が続くものと思われます。
大引け現在
東証一部値上がり銘柄数 1,220銘柄
東証一部値下がり銘柄数 412銘柄
(マネックス証券より)
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