12日前場の東京株式市場で日経平均株価は反落した。前日比136円31銭(1.44%)安の9315円67銭と前場の安値で引けた。11日の米金融株安をきっかけに、このところ上げが目立った三菱UFJなどの大手銀行株に売りが増えた。外国為替市場で円相場が対主要通貨で上昇し、トヨタやソニーなど輸出関連の主力株も採算悪化を警戒した売りに押された。日経平均は前日までの5日続伸で心理的な節目の9500円に接近したため、短期的な高値警戒感から利益確定の売りを出す投資家が目立った。東証株価指数(TOPIX)も反落。
朝方の外国証券経由の売買注文動向(市場筋推計)が1000万株を超える売り越しとなり、投資心理を冷やしたという。規模別TOPIXでは「大型」の下げが目立った。大型株は、日経平均が年初来安値を付けた3月10日以降の戻り局面で上昇が目立ったため、利益確定の動きが広がりやすいという。半面、これまでの株価上昇で投資余力が増した一部の個人投資家の資金が東芝や日製鋼などの原発関連に向かい、相場全体を下支えした。
前引けで東証1部の売買代金は概算7531億円、売買高は同12億849万株。東証1部の値下がり銘柄数は980、値上がりは569、横ばいは142だった。
みずほFG、三井住友FG、野村が安く、JFE、郵船、三井物が下落。ホンダ、武田がさえない。半面、三洋電が買われ、旭硝子が高い。JR東日本が上昇した。
東証2部株価指数は続伸。大幸薬品、アクセルが上げた。半面、オリコ、中央電が下げた。〔NQN〕
(マネックス証券より)




