09年12月期第3四半期(09年1−9月)連結決算と通期業績予想の上方修正を発表。通期業績は、売上高を1兆1000億円から1兆1500億円(前期比20.4%減)、営業利益を400億円から720億円(同53.3%減)に引き上げ、最終赤字が340億円から50億円(前期は391億7800万円の黒字)に縮小する見込み。電子・ディスプレー事業で、FPD(フラットパネルディスプレー)用基板の出荷が堅調に推移した。ガラス事業は「欧州で下落していた板ガラスの値戻しが浸透している。自動車ガラスも数量ベースで回復基調にある」(広報・IR室)とした。
第3四半期の決算は、売上高が8202億6500万円(前年同期比29.2%減)、営業利益が392億9300万円(同74%減)、最終損益は47億9600万円の赤字(前年同期は628億1200万円の黒字)。
【6952】 カシオ計算機 (東証1部)
6日付の日本経済新聞朝刊が「カシオと凸版(7911)は薄型ディスプレーの有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)事業で提携する」と伝え、有機EL事業が実用化に近づいたことを好感した買いが増えた。開発・生産する共同出資の新会社を2010年4月に設立し、10年代前半までに10型以下の中小型の実用化を目指すという。カシオが手掛ける携帯電話やデジタルカメラで有機ELを採用することが考えられる。カシオは6日、「開示すべき事実があれば決定次第公表する」とのコメントを出している。
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