日本郵政と国際航空貨物の共同出資会社を設立すると報じられている。新会社には同社の国際航空貨物事業を移管、日本郵政の郵便事業会社が60%出資する計画。郵政公社との提携強化による先行き業容拡大期待が連想される格好に。
【6937】 古河電池 (東証1部)
毎年、1〜3月は低位材料株が買われる傾向が強い。年末にかけて売られることが多く、年明け安くスタートし、期末接近から主力株が買いづらいことなどが人気となる要因だ。今年は1〜2月は波乱相場で買われる地合いではなかったが、ここにきて、低位材料株物色の流れが強まってきた。前日に取り上げた滝澤鉄工所<6121.T>も上放れの動きを見せている。ただ、単なる低位材料株ではなく、新年度以降が楽しみな銘柄に絞り込みたい。 そこで1月31日に強気な経営計画を発表したFDK<6955.T>をマークしたい。中期計画の内容は、積層パワーインダクター、DC−DCコンバーター、キャパシタ(コンデンサー=蓄電器)、電池、高周波積層部品、高周波モジュールなど「POWERと高周波」分野に経営資源を集中。他社との提携も強化し、10年度に売上高1150億円(今08年3月期予想1222億円)、営業利益80億円(同37億円)を目指す。
提携に関しては、東芝電池が乾電池生産から撤退、全量をFDKから調達し、東芝ブランドで販売していくことが先に発表されている。国内では飽和状態の乾電池だが、海外では拡大が続いており、10年までにインドネシアでの乾電池生産能力を約5割増強することも表明している。
今期はリストラ効果や自動車向けバッテリーの値上げ、電池の好調から前期比10倍強の経常増益、6倍強の最終増益の見通し。来期には期待の急速充電・長寿命のキャパシタ・ハイブリッド型鉛電池の投入もあり、増益が続こう。
株価は08年1月16日に87円安値まで下押したが、その後は2月中旬にかけての調整を挟み、下値切り上げの動き。来期には急速充電・長寿命のキャパシタ・ハイブリッド型鉛電池を投入と記したが、先に自動車向けの新型バッテリー開発で古河電池<6937.T>が大きく買われ、当欄でも取り上げた三晃金属工業<1972.T>が仕手化。新エネルギー、省エネルギー関連物色が続いていることも刺激となり、意外性ある相場に発進する可能性もあろう。
(マネックス証券より)
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